
仮想通貨ハマって(中毒って)ますか?
ポインです。
【追記】2018年1月26日にコインチェックがハッキング被害にあい、ビットコイン以外の通貨のトレードや、出金など全て止まっている状況です。
現状は復旧の目処がたっていないので、別の取引所を開設されることをオススメします。
他の安全な取引所は『【これから投資を始める方へ】誰で分かる仮想通貨ビットコイン初心者マニュアル』をご覧ください。
また、取引所は仮想通貨を保管するにはリスクがあるので、ハードウェアウォレットの使用を推奨しております。
詳しくは『リップルやビットコインを安全保管ならハードウェアウォレット必須!』をご覧下さい。
■目次
ビットコインで寄付ができるサービス

取引所コインチェックがビットコインで寄付できるプラットフォームとして「coincheck donations」を2016年3月にサービス開始しています。(donationsの日本語訳は寄付)
2017年8月5日時点で2,000万円以上のビットコイン寄付が集まっているようです。

一年以上運営されていて、かなりの金額が集まっていますね。
現在は12の団体が寄付を募っています。
またTwitterで精力的に情報発信しているMiss Bitcoin Maiさんも「kizuna」というビットコインで支援先に寄付ができるプラットフォームを運営されています。

kizunaはクラウドファンディングで資金を集めたプロジェクトのようです。
このプロジェクトは、仮想通貨業界が盛り上がりを見せる以前の2016年の始めに行ったクラウドファンディングで171万円を達成しました。
111名の協力者、創設メンバー、スポンサーを始め、多くの方が支援を表明してくれています。
他にもMaiさんはビットコインによるファンドレイジング(寄付などの資金調達)セミナーもやられている模様。
エスカレーターで頭撫でられた気がして「えっ」と振り返ったら、おばぁちゃんの日傘が頭に突き刺さってただけやった。そして振り返った次の瞬間口に差さってきて歯に当たった。#今夜こちらのセミナー頑張ります pic.twitter.com/TcOTro1N94
— Miss Bitcoin Mai (@missbitcoin_mai) August 4, 2017
私は今回は予定が合わず不参加でしたが、いつか参加したいと思っています。
私が継続的に寄付してる理由
私は学生時代に関わりのあった教育系NPO法人「カタリバ」に、今でも寄付をしています。

NPOと言っても侮ってはいけません。
カタリバは給料をもらって働いている職員は100名近くいて、年間に集めている寄付金額も2億円を超えてます。
NPOの中でもかなり「攻めてる」団体です。
NPOに関する面白い話として、アメリカではNPOの社会的地位が高く、ティーチフォーアメリカというNPO団体が「就職ランキング1位」になり、グーグル、アップル、ディズニー、マイクロソフトよりも働きたい就職先として学生が押し寄せた、みたいなことも大きなニュースになったりしました。
NPOの中の人に友人が多いこともあり、応援の意味合いで私は寄付をしています。
また、友人は20代〜30代で、NPOでのキャリアを前向きに捉えて働いています。
まだまだNPOと聞くと「非営利団体なのにビジネスできるの?」なんて言われることも多いようですが、名だたる企業で優秀な成績を残してからNPOに参画する人々もおり、個人的にこれからも応援したいと思っています。
ビットコインで寄付してみる
ひとまずビットコインで1,000円寄付してみることにしました。

coincheck donationsのページから寄付先のページに飛びます。
今回は不登校支援を行なっている認定NPO法人D×P(ディーピー)に寄付することに。
右のほうにあるQRコードをウォレットアプリで読み込みます。

このQRコードをウォレットアプリで読み込みます。(今回はindie squareというビットコインウォレットを使っています)
そうすると送り先のアドレスが自動的に入るので、あとは金額を入力するだけ(今回は1,000円分)

「はい」を押すと送金完了です。

こんな感じでビットコインと、それが入っているウォレットさえあれば誰でも簡単に寄付ができます。
念のため、bitflyerのサービスである「chainFlyer」でトランザクションを見てみます。

いってるいってる。
黒線で隠してるのが私のアドレスとトランザクションです。
ファンドレイジングの視点から
ファンドレイジングとは「NPOが寄付を集めること」です。
NPOは株を発行して資金を集めることができないため、寄付を集める力が重要になっています。
この寄付を集めるチャネルとの一つとして、ビットコイン寄付は大きな役割を担うのではないでしょうか。
ビットコイン寄付のメリットとして
- 銀行口座を聞かなくても気軽に寄付を受け取れる
- 海外も含めて広く寄付を募れる
- 手数料が安い
などがあると思います。
実のところ、NPOでファンドレイジングに関わる友人に「ビットコインで寄付、集めてみたら?」と最近会うたびに言っていました(笑)
ビットコイン寄付の懸念点
今回寄付して思った懸念として「寄付者とコミュニケーションが取れないから継続性が薄いのでは?」と感じました。
NPOは継続的な団体なので、ファンドレイジング的にも継続して寄付してくれる人が望ましいと思います。
ビットコイン寄付は、その気軽さ故に一回で終わってしまう可能性が高いような気がします。
例えばNPOカタリバの場合、継続的に寄付していると定期的にニュースレターが来たり、年に一回ある事業報告会(株主総会みたいなもの)に参加できたりします。
ビットコイン寄付だとこのようなコミュニケーションを取ることができないので、やはり継続性という意味ではまだまだ課題があるのではないか、と一利用者として思いました。
(NPOの友人に聞いたところ、やはりこのコミュニケーションの設定が重要で、継続性に大きく関わるとのこと)
まとめ
今回、初めてビットコインで寄付してみました。
ビットコインだと寄付も気軽ですし、これからNPO業界でビットコイン寄付が流行るかもしれませんね。
あと個人的なチャレンジですが、明日から4日間(2017年8月6日~9日)、このブログで得たコインチェックの報酬を、全てビットコインで寄付したいと思います。
これでこのブログ記事で発生した報酬分くらいは寄付できるかと思います。
(本来であればこの記事からの発生報酬は全額寄付したかったのですが、記事毎の報酬が分からないので上記のやり方にしました)
上記の期間が終了して、寄付しましたので最後に追記しました。
寄付先は決めてませんが、応援の意味をこめて「coincheck donations」と「KIZUNA」に半分ずつ寄付しようかと思います。
コインチェック登録を考えている人は下のボタンからお願いします。発生した報酬は寄付させてもらいます。
コインチェックの登録方法と、取り扱いコインの解説はこちら。
私は「お金は天下の周りもの」だと考えています。
気持ちよく払った分だけ、また戻って来てくれると信じています。
私にできるちょっとしたチャレンジですが、結果を楽しみにしたいと思います。
(一円も報酬が発生しなかったら泣くけどね!)
8/15追記 18,000円の報酬を寄付しました
こちらのブログ記事でひっそりとやっていた寄付計画、4日で18,000円が集まったので寄付しようと思います。
100円でも寄付できますのでぜひ!
ビットコインで寄付できるcoincheck donations/kizunaの紹介 https://t.co/5rovlQs2pq pic.twitter.com/YHEHzWE8k0
— ポイン@仮想通貨ハイパーニート (@poipoikunpoi) August 9, 2017
このブログの4日間の収益が18,000円だったので、5つのプロジェクトに寄付しました。
せっかくなので寄付先と一緒に紹介していきたいと思います。
シリア難民とルワンダの青少年の中からリーダーを育てる学校
まずは寄付プラットフォーム「KIZUNA」から。

NPO法人エドテックグローバルさんに4,500円分のビットコインを寄付しました。

ケニアの恵まれない子どもたちを音楽で支援

グローバル・ユース・グルーヴに4,500円分のビットコインを寄付しました。

子供が売られない世界を作る
ここからは寄付プラットフォーム『coincheck donations』になります。

かものはしプロジェクトに3,000円のビットコインを寄付しました。

若者の声なき「助けて」をなくしたい

NPO法人OVAに3,000円分のビットコインを寄付しました。

聴覚障害を持ったアーティストの活動の場を創出

NPO法人日本聴覚障害者芸術協会に3,000円のビットコインを寄付しました。

以上で寄付の報告完了です。
この期間中に本ブログからご登録頂いた方々、ありがとうございました。
もしこちらのブログを見て興味の出た方は、1,000円くらいの少額からでもビットコインで寄付できるので是非体験して見て下さい。
公式サイト : coincheck donations
公式サイト : KIZUNA
公式サイト : 認定NPO法人カタリバ
公式サイト : 認定NPO法人D×P