
仮想通貨の国内取引所GMOコインが「貸仮想通貨(レンディング)」のサービスをリニューアルし、2020年2月12日より貸し出しの受付を開始しました。
貸仮想通貨サービスは、取引しないビットコインやリップルなどの仮想通貨を貸し出すことで、最大5%まで数量と期間に応じた賃借料を貰える仕組みです。
最大年率は5%と高利率なので、もし取引しない保有通貨を持っている人は、GMOコインに登録して貸仮想通貨を利用してみることをオススメします。
GMOコインは、上場企業のGMOグループなので安心感があり、スマホアプリも使いやすく、初心者でも簡単に取引ができます。
■目次
GMOコイン取引所とは?

GMOコインは、GMOインターネット(東証一部上場)のグループ会社で、ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)などの仮想通貨を取り扱う国内取引所です。
GMOインターネットグループで培われた金融サービスでのノウハウから、セキュリティの高い環境が整っているので安心してサービスを利用することができます。
スマホアプリも充実しているので、初心者でも簡単に仮想通貨の取引をすることができます。
GMOコインは「貸仮想通貨」サービスを以前より行っていましたが、以前は不定期で対象の仮想通貨が限られていたので、今回のリニューアルによりサービス拡大をしたので注目が集まっています。
GMOコインの貸仮想通貨(レンディング)は最大年率5%

貸し出しできる仮想通貨と数量
貸し出しできる仮想通貨
- ビットコイン(Bitcoin/BTC)
- イーサリアム(Ethereum/ETH)
- ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
- ライトコイン(Litecoin/LTC)
- リップル(Ripple/XRP)
- ネム(NEM/XEM)
- ステラルーメン(Stellar Lumens/XLM)
最小貸出数量 | 最小貸出単位 | 最大貸出数量 | |
ビットコイン | 0.1BTC/回 | 0.1BTC/回 | 100BTC/回 |
イーサリアム | 5ETH/回 | 5ETH/回 | 500ETH/回 |
ビットコインキャッシュ | 5BCH/回 | 5BCH/回 | 300BCH/回 |
ライトコイン | 10LTC/回 | 10LTC/回 | 1000LTC/回 |
リップル | 5,000XRP/回 | 5,000XRP/回 | 1,000,000XRP/回 |
ネム | 30,000XEM/回 | 10,000XEM/回 | 1,000,000XEM/回 |
ステラルーメン | 20,000XLM/回 | 10,000XLM/回 | 1,000,000XLM/回 |
貸し出し受付日程と金利
開始日 | 毎月15日 |
受付日 | 毎月15日6時以降に翌月分を受け付け |
※初回受付は、※初回の貸出は、2月17日(月)より貸出されます。
初回の貸出開始分の受付は、2月12日(水)の定期メンテナンス終了後から2月17日(月)6:00まで。
貸出期間 | 年率 |
1ヶ月 | 2% |
3ヶ月 | 4% |
6ヶ月 | 5% |
国内ではコインチェックや、bitbank.ccも貸仮想通貨サービスを提供していますが、個人的にはコインの種類や貸出期間の自由さで言うと、GMOコインが一番使い勝手が良さそうです。
例えばビットコインだと、0.1BTCを一ヶ月から貸し出せるのでやりやすいですね。僕も使っています。
貸仮想通貨仮想通貨(レンディング)で金利が貰える!
仮想通貨レンディングとは
仮想通貨のレンディングとは、保持している仮想通貨を取引所に貸し出しをすることで、金利がもらえるサービスです。
日本の銀行に預けておくと、金利がもらえるのと同じようなイメージです。
自分のウォレット(仮想通貨専用のお財布)で保持していても数量は変わりませんが、貸し出すことで増えて帰ってくるので、売買せずにずっと持っておく予定の通貨なら貸し出しをしたほうがお得ですね!
仮想通貨レンディングの仕組み
レンディングでは仮想通貨を取引所に貸し出しますが、実際は取引所は仲介の役割をしています。
仮想通貨のレバレッジ取引では、実際の資金より大きな額の取引をすることができますが、取引所から資金を借りて取引を行っています。
つまり、レンディングで貸し出しをした仮想通貨は、取引所を通じてレバレッジ取引をする人に対して貸し出されているのです。
レバレッジとは”てこの原理”のことで、資金(証拠金)に対してレバレッジをかけることで、実際よりも何倍もの資金で取引をすることができます。
少ない資金でも大きな利益を得れる反面、損失も大きくなりやすいのが特徴です。
仮想通貨レンディングのメリット
貸仮想通貨には、以下のメリットがあります。
貸仮想通貨のメリット
- 売買をしなくても資産が増やせる
- トレードが苦手な人にもおすすめできる
- すでに通貨を持っている場合はとくに手間が少なくて済む
売買をしなくても資産が増やせるので、トレードの時間がない人やトレードが苦手な人でもサービスを有効活用できます。
仮想通貨を貸し出してしまえば、貸し出し期間がおわって償還されるのを待つだけなので手間が少ないのが特徴です。
仮想通貨レンディングのデメリット
仮想通貨のレンディングをするには、メリットだけでなくデメリットももちろんあります。
貸仮想通貨のデメリット
- サービスを利用している期間は動かせない
- 取引所へのハッキングなどのリスクがある
- 取引所が破綻などした場合、貸し出した仮想通貨が返還されないリスクがある
レンディングを利用している期間は、通貨を売りたくても売れることができません。
また取引所のハッキングに関しては、もちろん安心できる国内取引所とはいえ、リスクはゼロではないことを知っておく必要があります。
投資にはリスクがあることを知った上で、サービスを利用するようにしましょう。
GMOコイン貸仮想通貨(レンディング)のやり方
貸仮想通貨(レンディング)は、スマホアプリは対応していないのでWeb画面で行います。(スマホからWebブラウザでログインして貸出申請も可能です。)
GMOコインにログインし、左のタブより「貸仮想通貨」を選び、「貸出」を選びます。

今回は、ビットコイン(BTC)の貸し出し手順を説明しますので、まず通貨の中からビットコインを選びます。
数量、貸し出し期間を選ぶと償還予定数量に表示されます。
その下にあるチェックを入れると元本のみ償還時に同じ条件で再貸出されるので、不要な場合はチェックを外します。
「確認画面へ」を押して、申し込み内容を確認します。

貸仮想通貨サービス約款を読み、同意するにチェックをいれて「貸出する」を押します。

あとは、期間が満了をむかえて償還を待つだけなので簡単ですね。
GMOコインのレンディングのまとめ
今回の「貸仮想通貨」サービスのリニューアルで、貸し出しできる通貨の幅が広がったのでサービスを利用しやすくなりました。
仮想通貨を売買せずに持っていたい人や、トレードが苦手な人などでも、貸し出すだけで最大年率5%も資産が増えるのは大きなメリットです。
GMOコインは国内で安心できる取引所なので、「貸仮想通貨」サービスを検討してみるのもオススメです。