4月の仮想通貨相場振り返りと5月の価格予想【トレーダータキオンの仮想通貨チャート分析】

トレーダータキオン 仮想通貨相場分析

はじめましてタキオンです。
今回からポインさんのブログで定期的に相場分析を書かせてもらいます。
是非よろしくお願いします。

今回は4月の仮想通貨市場の振り返りと、5月の展望について分析してみました。
2~3月と全体的には小動きだった仮想通貨市場ですが、4月2日のビットコイン暴騰を境に大きく変動した1ヶ月と言えるでしょう。
5月はビットコイン上昇が更に続くのか、低調気味なアルトコインが息を吹き返すかが注目です。

詳しく見ていきましょう。

ビットコイン(BTC)の日足分析

BITMEX BTCUSD日足チャート

BITMEX BTCUSD日足チャート

bitflyer BTCJPY日足チャート

Bbitflyer BTCJPY日足チャート(2019/4/30)

【4月】4月2日に心理的な節目である4200ドル(45万円)を突破し強気相場へ

まずビットコインです。3月は3600~4000ドル付近で小動きで相場参加者も少なく閑散とした相場でした。
しかし4月に入ると一転し、4月2日は約1000ドルの大きな上昇、今まで心理的な節目であった4200ドルを突破しました。

多くの相場参加者にとってこの4200ドルを突破することで、一気に強気相場となりました。
強気相場の目安となる200日移動平均線を上抜けしており、相場参加者が上昇を期待する流れとなっています。
4月下旬も上昇基調で推移し4月23日に5650ドルまで一時上昇しましたが、25日にはテザー問題をきっかけとして一夜にして500ドルあまり下落4960ドルで下落しました。

【5月】今後は5800~6000ドル(64万~66万)のラインと4200ドルラインの2つを意識

5月はビットコインは上昇を継続させて、5800ドル~6000ドルへの挑戦が鍵になります。
長期的な目線では2018年1年間守っていたこの価格を回復できるかが、長期的な上昇トレンドに再び戻っていくのか注目されるところです。

4月25日は500ドルあまりの下落でしたが、節目である5000ドル付近をなんとか守っています。
一方で短期の上昇目安である日足25日線の移動平均線付近で押しとどまっており、適切に調整しているとみることもできます。
今後は25日移動平均線と4月23日につけた4960ドルを守るかが鍵となります。

今後4960ドル等が守れず下落基調になった場合、押し目として認識されるのは先程の200日移動平均線(赤線)や4月2日に上抜いた4200ドル付近のゾーンです。
もしこれらのラインを守れない場合は、再び弱気相場に戻ってしまう可能性もまだまだ残されています。
再び下落基調になったとき、どのラインで止まるかは注目です。

イーサリアム(ETH)の日足分析

ETHUSD 日足チャート

ETHUSD 日足チャート

ETHBTC 日足チャート

ETHBTC 日足チャート

【4月】4月8日を境として下落へ転じる、更にビットコイン建が弱い

4月8日まではビットコイン同様に上昇、187ドルをつけました。しかしその後は下落に転じ、ビットコインが上昇する中イーサリアムは下落。
4月25日には160ドル付近まで下落しました。ビットコインの上昇に比べて弱さが目立っています。

ビットコイン建て見ると更に顕著に弱い動きです。
2月の安値である0.03BTCを4月25日には割り込む動きで、対ビットコインでみるとイーサリアムの弱さが目立ちます。

【5月】ビットコイン建てでの底打ちが鍵

まずビットコイン建てにおいて、底を形成するかが鍵となります。
去年12月の安値である0.025BTC付近はかなり意識されると思われ、ここまで下がれば割安感から買いが入りやすくなります。
フィアット建ては200日移動平均線で一旦止まっていますので、ここ押し目できれば上昇継続とみる人も多いため、この付近が正念場とも言えます。

リップル(XRP)の日足分析

XRPJPY日足チャート

XRPJPY日足チャート

XRPBTC 日足チャート

XRPBTC 日足チャート

【4月】弱含みのレンジ相場で推移、32円のラインが意識される

4月上旬は40円付近まで上昇したものの、直近は安値を切り下げる展開です。
32円のサポートは大きく意識されますが、ビットコインやイーサリアムと異なり、200日線や100日線の下に価格があり動きが弱く、下降トレンドが継続しています。そのため長い目線でみるときには買いが入りにくいチャートなっています。

ビットコイン建ては強い下落トレンドで、かなりビットコインに対しては分が悪い状態で下げ止まりがまだ見えない状態です。
2018年9月付近の安値4000sat付近までの下落も視界に入っています。

【5月】下降トレンド脱却の兆しが今後見えるかが鍵

ビットコイン建てでの4000sat付近、フィアット建ての大きなサポート32円、その下のサポートである28円で下げ止まるかが注目です。
まずは底硬めが必要なチャートです。この付近までおりてきた場合は値頃感からの買いも入ると思われます。
この付近まで降りてきたときの動きは注目でしょう。

BNB(バイナンスコイン)の日足分析

BNBBTC日足チャート

BNBBTC日足チャート(Binance)

BNBUSDT日足チャート

BNBUSDT日足チャート

【4月】とても強い上昇トレンド4月に一番輝いたコイン

BNBは4月数ある銘柄の中でももっとも強い動きといっても良い値動きでした
移動平均線も25日線の上でほとんどを推移、コンスタントに上昇してきました。
USDT建てでは2018年初頭の史上最高値(ATH)を更新し、今一番旬なコインです。

【5月】上昇継続するかの見極めが必要

これだけ上昇が続きましたので、今後これが続くのかは大きな注目です。
ひとつの目安は移動平均線25日線をUSDT建てで保つかが目安となるでしょう。
これを割り込むことがあれば、直近調整フェイズと見られるでしょう。

ビットコインドミナンス(支配率)の分析

ビットコインドミナンス

ビットコインドミナンス 出典:coinmarketcap.com

【4月】4月はビットコイン強しの相場

4月2日のビットコインの大幅上昇を契機として、ビットコインドミナンスは上昇傾向でした。
そのためアルトコインよりビットコインのほうが基本的には値幅が狙える相場であり、いわゆるアルトコインのドミナンスが吸われるアルトドレイン相場でした。アルトコインのシェアは一貫して下がり続けました。

【5月】アルトコインの逆襲はあるか?

今後はアルトコインのドミナンスが反転に転じるかが注目です。ビットコインのドミナンスは定期的に上げ下げを繰り返していますので、ビットコインの上昇に陰りが見えるとアルトコインが強くなってくる可能性もあります。このドミナンスも値動きとともに注目していきたいですね。

4月5月の仮想通貨相場分析まとめ

4月振り返りと5月の展望を振り返ってみました。いかがでしたでしょうか。
ビットコインの強さ、そしてBNBの上昇が目立つ1ヶ月でした。一方でイーサリアムやリップルは相対的に弱さ目立ち、明暗が別れた一ヶ月でした。

5月は特にビットコインの強さが継続するのか、このまま上昇が続くのかいったところと、アルトコインの復調が起きるのかといったところを特に注目しています。


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