ビットコインが7000ドル台へ大幅下落|底打ちはどこか?【トレーダータキオンの仮想通貨チャート分析】

トレーダータキオン ビットコイン7000ドル台へ 底打ちは

こんにちはタキオンです。

今回は9月後半の仮想通貨市場の振り返りと、10月前半の展望について分析してみました。

前の記事で何回か言及していたビットコイン9000ドルを割り込んでしまい大幅下落、更に8000ドルも割り込み7600ドル台までの暴落となりました。

アルトコインも低調な傾向が続きましたが、ビットコインほど大きな下落とはならずほぼ横ばいな傾向が続きました。
しかしながらアルトコインにも復調気配が見えてきている通貨もあります。

詳しく見ていきましょう。

チャート中の移動平均線

  • 水色・・25日線
  • オレンジ・・100日線
  • 赤・・200日線

ビットコイン(BTC)の日足分析

Bitmex BTC日足チャート

Bitmex BTC日足チャート

Bifflyer BTC日足チャート

bitflyer BTC日足チャート(2019/10/6)

【9月後半のBTC】9000ドルを大きく割り込み7600ドル台まで大幅に下落

黄色で示した三角持ち合いを下抜け、長らくサポートラインとなっていた9000ドル(約98万円)を下抜けしました。
8000ドル(約87万円)のサポートも割り、6月安値の7400ドルの手前7600ドル台(約83万円)で一旦止まった形となっています。

長期の上昇トレンドの目安であるMA200も下抜けし、中長期目線は下落トレンドが始まったと認識する人も多くなるころでしょう。
再び上昇するにしてもかなり時間をかけて底固めが必要になってしまったチャートと言えます。

結果論な部分もありますが、鳴り物入りで始まったBakktの出来高が非常に低く失望感を誘ったこと、事実売りがあったことも下落の一因としてあるでしょう。

【10月前半のBTC】7400ドルを守れるかが当面のポイント割り込めば本格的な下落トレンドは不可避

大幅下落後も出来高も減った状態が続いており、かなり低調な動きとなっています。
MA200が上方向の状態で少し下抜けしたところで止まったことから、素早く戻して下抜けを否定する可能性も残っています。

当面の意識ポイントは7400ドルサポートラインを守るかが意識されますが、下抜けした場合この下は急上昇した価格帯なので、5500ドル付近までめぼしいサポートがありません。
このあたりを割り込むと長期的にもかなり苦しくなり、中長期の買い方も損切りをする人が多くなるでしょう。
逆に言えば最後の買い場と捉えることもできますし、これ以上下がらないなと思わせるチャートになればじわじわ買いが増えるのではないかと思います。

上は200日線と10月1日の戻り高値である8500ドルが高値の当面意識となります。
とはいえ、その上も25日線、9000ドルとレジスタンスラインがたくさんできてしまったため、上昇する場合でも底固めを行い、かなりゆっくりしたスピードで上下しながらとなるでしょう。

イーサリアム(ETH)の日足分析

Coinbase ETH日足チャート

Coinbase ETH日足チャート

Binance ETHBTC日足チャート

Binance ETHBTC日足チャート

【9月後半のETH】ビットコインの下落に釣られて150ドル台まで下落

一時期220ドルまで上昇するもビットコインの下落に引っ張れられて152ドルまで下落。
かろうじて160ドル付近のサポートまでひげで戻しているので、ギリギリ耐えているといった印象です。

一方でビットコイン建ては短期では反転をしメジャーなレジスタンスラインである0.022付近に迫っており上抜けした場合は、大きめの反発が期待されます。

【10月前半のETH】ドル建て150ドル、ビットコイン建て0.022btcのふたつの数字がキーポイント

前回の安値である152ドルを割り込むとかなり厳しく100ドル付近までの下落も十分に考えられます。
頭は25日線で押さえつけられており、まずはここの突破が当面の目標となります。
上がる場合は200ドル、220ドル付近が目安の価格帯となります。

一方でビットコイン建ては長らく抑えられていた25日線を上抜け、対ビットコイン建ては長い低迷から脱する目があります。
0.022btcの上抜けはアルト相場の狼煙になる可能性もあるので注目が必要です。

リップル(XRP)の日足分析

Bitbank XRPJPY 日足チャート

Bitbank XRPJPY 日足チャート

Binance XRPBTC日足チャート

Binance XRPBTC日足チャート

【9月後半のXRP】一時34円まで上昇も25円台まで下落

34円まで一時上昇したものの、長くは続かずビットコインの下落に釣られて25円台まで下落しました。
26日付近のサポートはギリギリ守ったような微妙なチャートになっていますが、その後は27円台で踏みとどまっています。
ビットコイン建ては上昇に転じており、フィアット建てとビットコイン建てでチグハグな動きとなっています。

【10月前半のXRP】ビットコイン建てで復調気配、34円が当面の壁

ETH同様に当面の上値は25日線が目安となります。上に抜けた場合は、前回高値の34円、42円あたりが目安となります。
リップルはビットコイン建てで25日線に加えて100日線、移動平均線の向きも日足で上になろうとしています。

数あるアルトでも強気相場の芽が一番見えている通貨です。
ビットコイン建てでいえば3400satあたりを超えると勢いづいてくると思われます。
下は2800satがサポートラインとなるでしょう。

例年、リップル社のカンファレンスであるSwellへの期待により上げが起こりやすい時期ですので、今年もそういった上昇があるのか注目でしょう。

9月後半/10月前半の仮想通貨相場分析まとめ

ビットコインが9000ドルを下抜け暴落となってしまいましたが、アルトコインには久しぶりに復調気配が見えており、相場は冷え込んでいるものの良いトレードチャンスが巡ってくる可能性も高いです。

特にアルトコインの節目を抜けてきた場合は今までのアルトコインの不調から抜け出す可能性もあり、10月の注目するべきことと思います。

ビットコインは7400ドルをサポートとして底固めをするかがポイントとなります。
下降トレンドが本格的に始まるか際どいラインですし、ぜひとも踏ん張ってほしいところです。

ファンダメンタル指標等を利用した詳細な分析はタキオンのブログであるクリプトヴァンガードで更に詳しく解説しています。

ご興味ある方はぜひこちらもご覧ください!!


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