低迷が続くビットコイン今後の展開は?【トレーダータキオンの仮想通貨チャート分析】

トレーダータキオン ビットコイン低迷 期待

こんにちはタキオンです。

今回は10月前半の仮想通貨市場の振り返りと、10月後半の展望について分析してみました。

ビットコインは7800~8500ドルのレンジ相場で停滞、はっきりとした動きのない期間でした

アルトコインも全体的には低調傾向でしたが、対ビットコインでは上昇に転じるものが多い期間でした。またリップルやバイナンスコインなど一部には元気な動きを見せる通貨がありました。

チャート中の移動平均線

  • 水色・・25日線
  • オレンジ・・100日線
  • 赤・・200日線

ビットコイン(BTC)の日足分析

BitMEX XBTUSD日足チャート

BitMEX XBTUSD日足チャート

【10月前半のBTC】8000ドル付近でレンジ相場を形成値動きも乏しく低調な動き

9月後半に下落後、7800ドル~8700ドル付近でのレンジ相場となりました。ボラティリティは低く出来高も少なく低調な相場でした。
25日線で肉薄する展開が続いており、短期の下降トレンドも脱却できていません。引き続き下げが優勢の相場だったと言えます。

それでも8000ドルを割った水準では、7500ドル付近のサポートの意識も強くなりショートの利確や現物の買いも集まり、耐える展開となっています。
8000ドル付近への下落から1ヶ月ほど経ち、下げ止まるかさらなる続落の動きがあるのか注目されるところです。

【10月後半のBTC】低調な動きがまだ続くことが濃厚 底を固めるにはまだ時間が必要

直近では7500ドル付近のサポート、8700ドル、8500ドルのレジスタンスが直近の意識されるラインとなります。

大きめにみると7500~8700ドルのレンジ相場です。移動平均線は25日線が下降から横向きになってることから、短期では反発チャンスとも言えます。8500ドル付近をサポートにするなり、底値を切り上げる動きが必要ですが、上がると猛烈に売られる展開が続いています。

25日線も横向き、100日線の緩やかに下降、200日線も横向きとなり、時間が経てば経つほど日足の移動平均線が密集してくる流れになります。移動平均線の密集はもみ合い相場を意味しますが、日足での移動平均線密集の場合次の動きは大きく動くことが多く注意が必要です。

7500ドルを下抜けた場合はかなり強い下落が続くでしょう。逆に7500ドルを守り切った場合は、じわじわと上昇していくケースが上がるパターンでは可能性が高いでしょう。時間をかけてもう下がらないと思わせるようなチャートになることによって、ゆっくり反転する可能性が上がるパターンとなります。

なんらか次の流れが起きやすい期日は、CMEのビットコイン先物の期日である10月25日、リップルのSWELLが終わりビットコインに再注目されやすくなる11月7~8日が考えられます。

追記:7300ドルまで暴落し節目を下抜け

10/23にビットコインが一気に7300ドル付近まで暴落となりました。節目と思われていた7500ドルを下抜けたため、多くの人が下目線になったかと思います。

この下は節目7000ドル、その下は6500ドル付近が意識されます。ただし大きな暴落にも関わらず、10000ドルからの転落に比べれば出来高も落ちています。

すぐに大幅な上昇は難しいと思われますが、一旦の反転の可能性も考えられます。ただ、買いも急ぐ必要は薄く、現物の場合は待ちが懸命な相場環境かと思います。

リップル(XRP)の日足分析

Bitbank XRPJPY 日足チャート

Bitbank XRPJPY 日足チャート

Binance XRPBTC日足チャート

Binance XRPBTC日足チャート

【10月前半のXRP】32円まで付近まで上昇するも足踏み中

25日線の上抜けから更に100日線も上に抜けて短期では上昇トレンドを形成しています。9月高値である33.8円が意識されており、ここを抜けられるかどうかの展開です。

対BTCでみると基本的には上昇した期間でした。白いラインで描画した下降トレンドラインを抜けてトントン拍子での上昇でした。対ビットコインではかなり強気であり、10月前半ではかなり元気があった通貨の一つだったと言えます。

200日線の下降が迫っていますが、この一歩手前まで上昇をしています。短期の上昇トレンドから中長期の上昇トレンドへ移行するか正念場と言えるチャートといえます。

【10月後半のXRP】SWELLが近い中でどこまで上昇が継続できるか

33.8円付近の高値が大きな意識のポイントとなります。上抜けした場合は40円付近、押し戻された場合は28~29円付近が一旦戻すポイントとなりそうです。レジスタンスもサポートも密集しており、大きな動きにはなりづらい価格帯と言えます。

対BTCでも4000satが当面の大きなレジスタンスとなり、こちらでも揉みやすいゾーンといえます。200日線の抵抗も大きく、下からポジションを持ってる人は利確が入るタイミングでもあります。また、例年SWELL付近になると事実売りから売り圧力が高まる傾向があるので注意が必要です。

イーサリアム(ETH)の日足分析

Coinbase ETHUSD 日足チャート

Coinbase ETHUSD 日足チャート

Binance ETHBTC 日足チャート

Binance ETHBTC 日足チャート

【10月前半のETH】ビットコイン同様に低調な展開続く

ビットコイン同様に小動きなチャート、25日線の上抜けもチャレンジしましたが失敗し、低調な動きです。25日線、100日線、200日線の順に下から並んでおり、パーフェクトオーダーとなっており明確な下降トレンドといえます。

対BTCでは大きな節目だった0.022付近のレジスタンス抜けに失敗。25日線も割り込み弱気へ転じるかといったチャートです。

【10月後半のETH】150ドルが守れるかがポイント

25日線に押し戻されており、下目線が強いチャートとなります。サポートは150ドル、当面のレジスタンスは200ドルとなります。

150ドルを下抜けた場合は120ドル、100ドル付近までの下落もありえます。対BTCでは0.02付近のサポートを守り押し目を作れるかがポイントです。

他のコインに比べてもかなり弱気であり、ETHの現物トレードはかなりやりにくいと思われます。

バイナンスコイン(BNB)の日足分析

Binance BNBUSDT 日足チャート

Binance BNBUSDT 日足チャート

Binance BNBBTC 日足チャート

Binance BNBBTC 日足チャート

【10月前半のBNB】アルトの中でも一際元気な動きを見せた

10月に元気な動きを見せてくれたコインにBNBがあります。25日線を上抜け短期で上昇トレンドとなっています。直近では大きなレジスタンスラインである20USDT付近で横ばいの動きです。

対BTCでみても24000sat付近のレジスタンスあたりで停滞していますが、25日線を上抜け、下降トレンドラインも脱しています。こちらは100日線もすぐ近くに迫っています。

【10月後半のBNB】節目20USDTを目前にしばらくは足踏みか

20USDT付近はレジスタンスであるため、ポジションを持っていない場合は手出しはしにくい場所です。25日線をサポートにできるかが直近の注目でしょう。

対BTCでは24000sat付近がレジスタンスとして意識されます。こちらも25日線をサポートに変えられるかが大事なポイントです。短期では上昇していますが、一旦節目に到達していますので、今は動きづらい場所といえます。

10月前半/10月後半の仮想通貨相場分析まとめ

ビットコインは相変わらず停滞しておりなかなか触りづらい展開です。しかし次の動きが期待されるタイミングに近づきつつあると思います。

アルトコインは元気な通貨も散見され、対ビットコイン建てでは上昇している通貨もあるため、トレード対象の見極めが大事でしょう。

ファンダメンタル指標等を利用した詳細な分析はタキオンのブログであるクリプトヴァンガードで更に詳しく解説しています。

ご興味ある方はぜひこちらもご覧ください!!


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