
こんにちはタキオンです。
今回の仮想通貨チャート分析は、4月の振り返りと、5月前半の展望となります。
4月はじわじわと上昇が続き節目の7600ドル付近で足固めをしつつ、4月29日に上にブレイク30日には9500ドル付近まで上昇し、日本円で100円の王台に載せました。
株式市場との相関から脱して、自律的な強い上昇を見せた期間でした。
詳しくみていきましょう。
チャート中の移動平均線
- 水色・・25日線
- オレンジ・・100日線
- 赤・・200日線
■目次
ビットコイン(BTC)の相場分析
【4月のBTC 振り返り】株式市場との相関を脱して9500ドルまで一気に急上昇
4月前半は6400~7500ドル付近でレンジ相場。方向性のない展開が続きました。目線も二番底で5000ドル台が再び訪れるパターンとそのまま上昇に転じるパターンに二分されていた印象した。
4月23日に7600ドルをつけ、3月初頭の暴落前の安値を戻したところで目線は変わったといえるでしょう。そこからは上昇が加速していき、29日には9000ドルを突破、30日には9500ドル目前というところまで迫りました。
加速的な上昇になった背景としては7600ドルを一つの節目として考えていた人が多かったこと、7900ドル付近にあった100日線、200日線を共に上抜けし、日足で中長期的な上昇トレンドが意識されたことがあげられます。
一方で株式市場は軟調な中で、BTCが独歩高となりビットコインの自律的な動きといえます。株式市場が軟調ながらも落ち着きを取り戻す中で、金融緩和に強い暗号資産(仮想通貨)、特にBTCに対してのフローが強まり始めたのではないでしょうか。
実際にCMEやBakktといった取引所の取組高(Open Interest)は上昇、BTCの投資信託であるグレースケールのGBTCの出来高も上昇しており、資金流入が伺え需給にも力強さを感じます。半減期直前ということも注目を集めた一因でしょう。
【5月前半のBTC 展望】半減期直前は下落パターンが多く警戒が必要
5月は半減期という4年に一度の大イベントです。半減期前に高値をつけ、半減期直前には下落、半減期が終わってしばらくすると上昇するというのは仮想通貨における半減期の価格形成においてはある意味で共通認識となっている節があります。
しかしながら2016年以前や他の暗号資産と異なり、先物、オプション市場整備、機関投資家の参入が進み、以前よりマーケットが「織り込む」という機能を身に着けているように思います。
私自身の見解では今の価格そのものにマイナーの半減期後の採算分岐点等を織り込んでおり、それを計画して今のハッシュレートを形成されているように思っています。そのため、過去と同じ動きにならず、半減期前後での下落も緩やかもしくは起きない可能性も念頭に置くべきでしょう。しかし、価格形成に影響を与えるハッシュレートが下がれば下方圧力は高まると思われます。ハッシュレート現状は堅調であることから、これらの変化があるのかもポイントです。
NYダウ等の株式市場との相関関係は崩れておりますが、ゴールドとの相関関係が最近では強くなっています。当面は強い相関関係からは脱しているように見受けられるので、再びコロナウイルスの余波による大きな下落が起きた場合は暗号資産市場全体が売られる可能性は否定できません。大きな下落がないかは引き続き注視が必要です。
テクニカル的には100日線、200日線を上抜けし、かなり視界が開けています。2019年9月以来のゴールデンクロスとなることも近く、こうなるとセンチメントは大きく強気に傾きやすい状況です。
当面の上値は10500ドルを考え、4月末高値の9500ドル、節目10000ドル付近の値動きに注意です。下落した場合は8500ドル、その下は7600ドルが意識のポイントです。特に7600ドルは大幅上昇の起点ですので、大きな下落があった場合はここを守れるかが今後しばらく重要なポイントとなるでしょう。
半減期とは
BTCのマイニング報酬が半分になることで、4年に1回起きる。
今まで2012年11月、2016年7月の2回起きており、2020年5月10日ごろに3回目が予定されている。
現在のマイニング報酬は12.5BTC/ブロックだか、これが6.25BTC/ブロックになるため、マイナーや価格形成に大きく影響を及ぼす。
イーサリアム(ETH)の相場分析
【4月のETH振り返り】ビットコインに追随しイーサリアムも大きな上昇を見せる
BTC同様にETHも4月は大きな上昇を見せ、220ドルを超える上昇を見せました。ETHは節目190ドルの突破が大きな原動力になり、BTC同様に100日線、200日線も上抜けしており、日足も中長期的な上昇が視野に入ってきました。
しかしながら、対BTCではBTCが大きな上昇を見せ始めて以来では下落傾向であり、BTC一強相場を予兆させる動きとなっています。アルトの代表格であるETHが対BTCで弱気なのは気になるところです。
【5月前半のETH振り返り】BTCを追随の可能性が大きいが、対BTC建の動きに注意
ここ最近のETHはかなりBTCと連動する傾向にあるので、全体的な流れはBTC同様になることが予想されます。直接は関係ないですが、ETHもBTCの半減期前後の動きに注意しつつの相場となるでしょう。
対BTC建てで弱くなっており0.022BTC、0.02BTC付近のサポートが注目されます。この付近を割るとBTC一強によるアルトドレイン相場となり、仮にBTCがドル建てで上昇してもETHのドル建てでの上昇はわずかといった相場も想定しておく必要があります。
ドル建てでは240ドル、今年の高値である280ドルが大きく意識されます。下落した場合190ドル、日足のアセンディングトライアングルを形成した150ドル付近のサポートが大きなポイントなります。
BTC同様にゴールデンクロス目前であり、中長期的な上昇トレンドが意識されはじめています。
リップル(XRP)の相場分析
【4月のXRP振り返り】暴落前の水準25円まで回復
XRPもBTCの上昇に連動して25円まで上昇しました。しかし、BTCやETHに比べると暴落前の安値である24円付近をようやく回復した水準となっており、100日線、200日線がまだ頭を抑えている状況です。
相対的に弱気な状態がつづいいていると言えます。対BTC建でみても安値圏でのもみ合いとなっており、弱気な動きとなっています。
【5月前半のXRP展望】26円付近の上抜けが当面の注目
26円付近にあるレジスタンスラインを抜ければ、BTCやETH同様に上昇に弾みがつく可能性が高いです。ここを抜けるかが当面の注目です。上がった場合は32円。36円付近が意識されます。下がった場合22円、20日がサポートとなります。25日線は上抜いており、短期は上昇トレンドとなっているだけに、他の通貨に置いてかれない動きが期待されます。
対BTCでは2300sat付近のサポートを守れるかにかかっています。弱気なもみ合いとなっているので、ここを下抜けると対BTC建ではかなり厳しい動きと鳴ることが予想されます。
2020年4月の仮想通貨まとめ
BTCが100日線を上抜けして一気にムードは強気相場となってきました。半減期というイベントが近づき相場も活気ついています。半減期でどういった値動きとなるのか、大変注目していますし楽しみです。株式市場との相関が外れて、BTCらしい動きになっていることから、比較的暗号資産の内部事情で動きやすいと思われます。
BTCは当面、10500ドルを上値上限、下値を7600ドルとみてこのゾーンを意識してみると冷静に見れるかと思います。強気相場だけに狼狽売買には気をつけたいところですね。
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