
仮想通貨ハマって(中毒って)ますか?ポインです。
暗号資産(仮想通貨)の時価総額TOP10のランキング、チェックしていますか?コイン毎の時価総額の大きさは、そのコインの価値に直結しており、しっかり把握しておく必要があります。
特に時価総額が大きいTOP10の暗号資産について、おトクに購入できるのはどの取引所なのか?を、最新ランキングとそのコインの特徴を合わせてまとめています。
■目次
仮想通貨の時価総額トップ10のランキング

仮想通貨ランキングサイトCoin Market Capを参考に、時価総額トップ10位の特徴とその取引所ランキングをまとめました。
仮想通貨に投資をするのであれば、少なくとも時価総額トップ10位くらいは覚えておく必要があります。
この順位は頻繁に入れ替わるので時価総額TOP10と、次点11位まで紹介しています。
1位.ビットコイン(BTC)

コインランキング1位は仮想通貨の代表コインとも言えるビットコインです。
仮想通貨を扱っている人なら知らない人はいないでしょう。マイニングやトレードでも有名なコインです。まさに、仮想通貨の王様とも言えます。
サトシナカモトと名乗る正体不明の人物が論文で初めて仮想通貨を発表し、その時に挙げられたのがビットコインでした。ビットコインは円やドルのように扱われることを目的として作られています。
ビットコインは仲介者や中央機関がなく、Peer to Peer型のネットワーク上でコインの発行や取引が行われています。しかし、セキュリティが高いが故に送金に多少の時間がかかるのと、ハードフォークを繰り返しているため、通貨として利用するには課題が多いのが難点です。
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2位.イーサリアム(ETH)

イーサリアムはヴィタリック・ブテリンが考え出した仮想通貨の一種です。
DApps(分散型アプリケーション)を作る時にもよく使われています。ブロックチェーンゲームのひとつでもある「CryptoKitties」はイーサリアムの技術を用いて作られました。他にも、マイクリプトヒーローズやくりぷトンでもイーサリアムが使用されています。
仮の話ですが、ビットコインがデジタルマネーだとすると、イーサリアムはプログラムができるデジタルマネーです。つまり、イーサリアムはその技術を使って個々で通貨を作成することが出来るプラットフォームでもあります。
2017年にはイーサリアム企業連合が誕生し、トヨタ自動車やマイクロソフトなど大手企業も加入しました。マイナー権利問題など課題もいくつかありますが、ヴィタリック氏によるキャスパーの実施等、随時対応を急いでいます。
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3位.リップル(XRP)

主に国際送金などで注目されている仮想通貨です。リップルを使うことで低コストでの送金とスピーディーな送金が実現できます。
リップルには2つの意味があって、仮想通貨としてのリップルと決済システムのことを示すリップルがあります。リップル社が運営している決済システムを正しくはリップル・トランザクション・プロトコル(RTXP)と呼びます。リップル(RTXP)ではIOU取引が導入されていて、借用証明のような機能を持っています。
現在も技術開発が進められており、リップル社にはGoogleも出資を行っています。また、ビルゲイツ財団がリップル社との提携も行いました。
課題としては中央集権的な通貨である点です。尚、将来的には運営者を分散させていく予定とのことです。
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4位.ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインが分裂したことによって誕生した仮想通貨です。ビットコインは取引が広がっていくと処理能力が制限されるスケーラビリティ問題を引き起こします。この問題を解決すべく初めてハードフォークして誕生したのがビットコインキャッシュです。
ビットコインとビットコインキャッシュの違いですが、ビットコインキャッシュのブロックサイズの方が大きく、ビットコインの約8倍あります。また、手数料が安い点も大きな特徴と言えます。
ビットコインはその後も何度かハードフォークしてビットコインゴールドなど複数の仮想通貨が生まれましたが、その中でも最も取引量が多いのはビットコインキャッシュです。さらにビットコインキャッシュが分裂して誕生したのがビットコインABCとビットコインSVで、どちらを支持するかで衝突が起きています。
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5位.ライトコイン(LTC)

元Googleエンジニアのチャーリー・リーが作成した仮想通貨で、ビットコインに次いで2番目に長い歴史を持っています。ライトコインは取引データを小さくするために主要通貨の中でSegWit(ソフトフォークの一種)が初めて導入されたコインでもあります。
ビットコインよりもマイニング難易度が低く、少額決済に役立つことから海外での注目度も比較的高いです。しかし、ライトコインのコミュニティが開発者に依存気味であることも指摘されており、チャーリー・リーが開発をやめたらライトコインは消滅してしまうのではとの懸念もあります。
一方で、主にアメリカにあるお店を対象にライトコイン決済システムの導入が進められているようです。
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6位.イオス(EOS)

イオスはイーサリアムのような分散型アプリケーションのプラットフォームです。
イオスにはリスクでも使われているDPoSアルゴリズムが導入されています。DPoSによってイオスは高いパフォーマンスが発揮できます。
イオスは配布されてからある程度の時間が経つと取引が行えなくなるのでお金としての機能は期待できないものの、トランザクションの処理能力に優れていて手数料も無料なので今後の活用に期待を寄せる人もいます。
EOSを使った「イオスナイツ」と呼ばれるDAppsもリリースされています。今後のアップデートにも注目しておきたいですね。
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7位.バイナンスコイン(BNB)

バイナンスコインは取引所BinanceがICOを行って発行した独自のトークンです。
バイナンスコインを上手く使えば、世界一のアルトコイン取引所のBinanceの手数料を抑えることができます。4半期毎にバーン(焼却)が行われていて、バーンされる度にバイナンスコインの価格が高騰しました(*毎回必ず上がるとは限りません)。バイナンス取引所内であればバイナンスコインを基軸通貨として利用することも可能です。
バイナンスコインを発行したバイナンス取引所はマルタ証券取引所との連携により信頼度も高く、セキュリティに優れている点も支持されています。さらに、取り扱いコインの種類も160個を超えるなど世界中から注目されている取引所です。
2019年5月にバイナンス取引所でハッキングがありましたが、取引所側が補填するなど対応も手厚いです。
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8位.テザー(Tether)

テザーは価格が変動しないよう作られた『ステーブルコイン』と呼ばれるものの中で一番メジャーな存在です。1テザー=1ドル(約110円)です。
米ドルの価値に連動すると謳われていましたが、米ドルの入金をチェックすることなくテザーを発行している可能性が疑われており、仮想通貨市場を脅かすのではと心配されています。また、テザーを管理しているTether Limitedでトラブルが起きた場合は価格が下落する可能性も否めません。
取引所側のメリットは、テザーを利用することで他の取引所とのコイン取引で価格乱高下を避けられることです。そのことから、テザー自体も多くの取引所で基軸通貨として利用されています。しかし、テザーは中央集権的な通貨であり、テザーの管理元であるTether Limitedが破綻するとUSTDの価値も下がるリスクがあります。
テザーはBinanceなどの海外取引所で購入できます。
9位.ステラ(XLM)

リップル開発者の一員であるジェド・マケレーブの監督のもと発行された仮想通貨です。
ステラはリップルに似たような仕組みを持っていて、個人間取引においてリップルよりもスムーズな決済が行われるのではと期待されています。
リップルと異なるのは、毎年1%ずつ新たに発行される点です。そして、ステラ社の保有率が5%なので価格操作によるリスクが避けられます。さらに、送金手数料もとても安いです。
金融業のDeloitteやIBMなど大手企業との連携も気になるポイントです。非営利団体が管理している事も信用を集めています。
最近だと、2019年11月にコインチェックでの新規取り扱いがスタートして、話題になっていましたね。
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10位.カルダノ(ADA)

カルダノはチャールズ・ホスキンソンが作った分散型オンラインカジノプラットフォームです。
プルータスと呼ばれるスマートコントラクト技術が大きな特徴で、カルダノを使うには高いセキュリティ性を持ったウォレットである「ダイダロス」を必要とします。
カルダノの場合、独自のブロックエクスプローラーを使えばトランザクション等の確認を行うことも出来ます。
初めはカジノ用のコインを目指していましたが、現在はP2Pを利用して銀行のない地域など世界各地にウォレットを提供することを目的としています。また、カルダノは東京工業大学や海外の有名大学との研究開発も進めています。
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11位.トロン(TRX)

トロンはジャスティン・サンが作ったコンテンツ用ブロックチェーンプラットフォームです。動画の配信者に投げ銭を行うことや、ユーザー自らが行える資金調達システムの構築を目指しています。
自転車をシェアするoBike、音楽ストリーミングサービスのPeiwoなど、既にトロンを使用しているサービスも存在します。トロンネットワークへ移行したもしくは移行を検討しているDappsも複数あります。
アリババの子会社やマイニング事業者であるBITMAINとの提携を示しており、企業との共同開発にも励んでいます。一方、実はプログラムが機能していないのではないか、ホワイトペーパーにパクリがあるのではないかとの指摘もあります。トロン側曰く、ホワイトペーパーの指摘部分については引用しただけだと釈明しています。
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