ビットコイン大暴落7000ドル割り込みこのまま下落?【トレーダータキオンの仮想通貨チャート分析】

トレーダータキオン BTC大暴落 このまま下がる? ビットコイン 仮想通貨 相場分析

こんにちはタキオンです。

今回は11月の仮想通貨市場の振り返りと、12月の展望について分析してみました。

11月初頭は9000ドル台で推移していたビットコインですが、8000ドル台、7000ドル台とズルズルと価格を下げて、6750ドル台まで大暴落しました。再び2018年のような下降トレンド始まりという声もトレーダーから聞こえる等弱気ムードが強くなっています。
一方で一旦反発もしており、これから底を形成してくるのか注目されます。

アルトコインはBTCの下落につられて大幅下落しており、こちらも冴えない展開です。BTCよりもチャートが苦しく下落傾向が強いものが多いです。

チャート中の移動平均線

  • 水色・・25日線
  • オレンジ・・100日線
  • 赤・・200日線

ビットコイン(BTC)の日足分析

BitMEX XBTUSD 日足チャート

BitMEX XBTUSD 日足チャート

【11月のBTC 振り返り】9000ドルから20日間あまりで6750ドルへ大暴落

9000ドル付近で推移していたBTCですが、ズルズルと価格を下げて8000ドル台、7000ドル台、11月22日には6750ドルまでの下げる展開となり、まさに大暴落といった形となりました。

約20日間で30%あまり下落するという値動きの激しいビットコインの中でもキツイ下落だっと言えます。

前回当面の下値とみていた8500ドル付近は数日停滞したものの反発は弱くそのまま下を突き抜けてしまいました。
日足の25、100、200日線を移動平均線もデットクロスし、価格も移動平均線の下へ行く下落型のパーフェクトオーダーとなりました。
テクニカル分析上は売りや損切りを生みやすい値動きとなったと言えます。

パーフェクトオーダーとは

期間の異なる複数の移動平均線が特定の順序に並んでいる状態。短期>中期>長期であれば上昇トレンド。長期>中期>短期であれば下降トレンドを表す。

11月後半は下落から戻すも25日線に阻まれ7500ドル付近で抑え込まれました。
下落は一旦落ち着いたもののまだまだトレンドは依然下方向です。

【12月のBTC 展望】大局の下落トレンドははっきり、安易な底探しは危険

振り返りの通り、移動平均線は下落型のパーフェクトオーダーとなり明確に下降トレンドです。安易な底探しは大きな損失を招きますので注意が必要です。
とはいえ短期の底を探すような値動きになっています。

当面は2018年の大暴落寸前の高値である6400ドル、2018年のメジャーなサポート5800-6000ドルが大きな意識となります。ここを割り込むと4500ドルまで見えてきてしまいますが、ここまでは短期で割り込む可能性は少なく、大暴落したからには一定の反発があるほうが自然でしょう。

直近は7800ドルが戻りの高値となっており、ここを抜けるかが一つのポイントです。抜けた8500ドル付近までの反発は十分にある状況です。

25日線が頭を抑えている状況ですので、ここもレジスタンスラインとなっており、抜けるのは時間を要すを思います。たとえ上抜けしても100日線が控えていますので、8500ドルまでのどこかで一旦抑え込まれる可能性が高いでしょう。

その後再び底を割り6400ドル等へ下落するのか、本当に底を固めるかの攻防となるでしょう。

ビットコインの半減期が2020年5月ごろに予定されていますので、このあたりは下がったら仕込みを考える人も多いと思われます。

リップル(XRP)の日足分析

Bitbank XRPJPY 日足チャート

Bitbank XRPJPY 日足チャート

【11月のXRP 振り返り】BTCにつられて25円を割り込む

9月につけた安値であった25円を割り込み、24円台まで下落。かなり苦しい展開になりました。
移動平均線も再び25日線の価格の下へ行き、下降トレンドという展開と言えます。

【12月のXRP 展望】25円を戻せるかが鍵だが苦しい展開

9月の安値である25円付近を当面は戻せるかが鍵となります。この下は17~18円付近まで目立つサポートがなく現状は25円のサポートを割り込んでしまったため、積極的な買いは厳しい局面です。

現在は25円付近のサポートが今度はレジスタンスラインになってしまっており25円付近の攻防です。
25日線の上抜けが短期トレンドの転換の当面の目安となります。

イーサリアム(ETH)の日足分析

Coinbase ETHUSD 日足チャート

Coinbase ETHUSD 日足チャート

Binance ETHBTC 日足チャート

Binance ETHBTC 日足チャート

【11月のETH 振り返り】大きな節目150ドルを割り込む長期的に苦しい展開に

ETHもBTC同様に大幅下落。150ドル付近は長らく守ってきたサポートでしたが、ここを割り込みかなり苦しい展開です。
下降トレンドははっきりしており、日足移動平均線はビットコイン同様に下落型のパーフェクトオーダーとなっています。

ETHの場合は2020年年初に予定されているセレニティへの移行に問題が多く、ここが悪材料視されているところもあり、BTC以上に逆風といえます。
逆にセレニティへの移行を乗り切る見込みが見えれば大きく化ける可能性も残っています。

【12月のETH 展望】底見えぬ展開 120ドル、100ドルへの下落も視野に

ETHは150ドルが非常に大きな節目だったため、苦しい展開です。戻しは150ドルが大きなレジスタンスとして立ち塞がります。下値は120ドル、100ドル程度しかサポートがないため、底が非常に見えにくい展開です。こういった目安が乏しいときはキリのいい数字が意識されてやすいでしょう。

日足の移動平均線は25日線付近までの一旦の反発等も期待されますが、150ドル付近は大きなサポートだっただけに今度は硬いレジスタンスとして機能しています。直近高値の157ドルを上抜けるかが一つのポイントです。

またBTC建てでも下落トレンドに転じる気配があり、トレンドラインを守れるかのエリアです。これを割り込むとBTC建てでも下落が意識されはじめ、BTC以上に下落の危険が高まるといえるでしょう。0.019BTCが一つの節目として意識されます。

11月/12月の仮想通貨相場分析まとめ

大暴落してしまったBTCですが、半減期等のファンダは決して悪いものではないため、長期的な外部環境は悪いものではないと思います。
相場に絶対はありませんし安易な底探しはよくないですが、こういった皆が弱気や悲観、無関心になるときチャンスが潜んでいます。
現物投資で中長期的に考えるほうがやりやすく、短期トレードはなかなか難しい局面でしょう。

当面は仮想通貨市場全体的に下落トレンドが強く、まずは一旦反発するところからといえます。何度も直近の安値をアタックしてはじめて底は形成されていくでしょう。BTCの底入れに期待しつつ6000ドル台でのサポートと8500ドルへの戻しがあるかに注目しましょう。

ファンダメンタル指標等を利用した詳細な分析はタキオンのブログであるクリプトヴァンガードで更に詳しく解説しています。

ご興味ある方はぜひこちらもご覧ください!!


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